姿勢と身体の使い方

指先は脳に直結

便利になればなるほど、私たちの身体は退化するってご存じですか?スポーツという分野は、自分の身体を思い通りに使って、早く走る、遠くに飛ぶ、など相手と競い合うのですが、それができない当然能力的に劣るわけです。

スポーツで勝ったや負けただけでなく、私たちは生活をする上でも自分の身体を思い通りに動いたほうが勿論良いに決まってますよね。

でもその割に、子ども達には仕事をさせない、仕事どころが自分の身の回りの事もさせてないこと多くないですか?

子ども達は、それぞれにレディネスの時期があり、そのころは面白いように伸びるのですが、そのころに親が取り上げてしまうと興味さえも失ってきます。

先日、中学校の家庭科の先生が、机の上に落ちた針をつかめないと言っていたのを聞いて驚きました。針に糸を通すなんてとんでもない、今は糸通しがありますがあれも怪しい子いますよって。そういえば、靴紐を結べない小学生も多いですよね。

靴紐結びは年少や年長児童でも十分にできる能力です。そして指先の使えるは勉強よくできてましたよって家庭科の先生の言葉。指先を使うことで脳は活性化するということは、脳神経外科医のワイルダー・ペンフィールドが作った、「ペンフィールドマップ」という図では、5本の手指と手のひらが占める割合は感覚野では全体の約1/4、運動野は約1/3と非常に大きな部分を占めています。

さあ、今年の挑戦は1分間に何本の針に糸を通せるか競争。三色の紐、みつあみ競争、どれだけ美しく長く編めるか、昔の駒回し。駒に巻いていく紐って初めの方はきつく巻き、少しずつ緩めていくという高等技術必要ですよね。あれも指先の感覚が大切になってきます。駒回しは絶対やるべきですね。

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