姿勢と身体の使い方

姿勢からの子どもの身体の特徴

運動不足が叫ばれてもう長くなるのですが、それが改善する様子もなく、進化として子ども達は育っていくのでしょうかね?

そう、身体の機能が発達しなくて不便になった部分は、道具が発達して便利になってできるようになる。

そんなことの繰り返しが行われている現代ですが、どういっても日常生活は自分の身体が資本になりますから、年齢が行けば行くほど、いろんなところが不定愁訴として出てくるかもしれません。

ただいま現在、これをやっているほうがいいと思います。と、これまでに子ども達とかかわった経験の中で、お伝えしたいことを書いていこうと思います。

子ども達が大きくなる時に、「この子のペースで」「ゆっくりでいいんです」ってよく言われているのですが、外からの刺激で子ども達は成長しているわけですから、刺激が少ないと成長も遅れますよ。

子どもの脳の発達って知っていますか?

脳育てには、守られるべき順番とバランスがあります(図1)。最初にきちんと育てられるべき脳は、寝ること、起きること、そして食べることとからだをうまく動かすことを司る「からだの脳」(主に大脳辺縁系、視床、視床下部、中脳、橋、延髄などを指す)です。通常、生まれた時には寝たきりで夜も昼も見境なく泣き、ミルクをねだる、つまり睡眠も食欲も身体の動きもコントロールできない赤ん坊が、次第に首が座り、お座りをしてはいはいができるようになり、1歳ごろになると、朝目覚め、夜眠り、そして起きている間に姿勢を維持して体を動かし、食事を3回摂るようになりますよね。同時に、喜怒哀楽を表情や声で表現できるようになってきます。これが「からだの脳」の育ち、すなわち第一番目に起こる脳と体の発達です。この脳は、生命の維持装置ですから、もちろん動物たちもきちんとこの脳を働かせて生きています。大体生後5年くらいをかけて育っていきます。
子ども達の脳と体の発達
文教大学教育学部特別支援教育専修 教授 成田 奈緒子先生より

小学生で先日、お尻歩きをさせた時、動ける子がいなかったり、ジャンプをするときに腕を振れなかったり、これって教えることだっけ?ってよく頭をひねります。

第一番目にアキレス腱についてお話ししたいと思います。

中学、高校生の特に女子のバスケットの選手の中にも、アキレス腱が見えづらい選手がいて驚いたことがあります。

当然アキレス腱はあるわけですが、なぜか、太い。

これはふくらはぎの筋肉が使えてないからです。そういう選手はべたべた走りをします。かかとから着地して腰を曲げて走る。えーと思われるかもしれませんが、実際にいます。

なぜふくらはぎの筋肉が使えてないか、足首が動いていないから。背伸びやジャンプをしないとアキレス腱が埋もれてしまうようになってしまうのです。

小さいころからバスケットをしていて、ハイカットのバスケットシューズを履いているとこのように、足首の動きが鈍くなってくる選手がいます。一度某小学校で裸足で足首の底背屈をさせた時に、底屈も背屈も非常に動きが鈍い選手が多く驚いたことがありました。

全般的に関節の可動域が発達しきっていないことが多いのかもしれません。

これについて少し深堀していこうかと思います。

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