小学館の「デジタル大辞泉」によると、「巧緻」とは「精巧で緻密なこと」。そして「巧緻性」とは、一般的に指先の器用さを意味します。
同時に、巧緻性は小学校受験で課される選抜試験のひとつでもあります。学校によって異なりますが、小学校への入学試験で行われるのは、筆記試験、面接、運動能力を見る試験など。そのなかに、子どもの巧緻性を見る試験もあります。ハサミを使って工作をさせたり、ひもを結ばせたりするのです。
そして指先の器用さは集中力であったり、速読にも関係性があるということ。これは伸ばさない手はないですよね。
これを書きながら、夢現でのトレーニングの一つに「指回し運動」が毎回のトレーニングに入ることになります。どんな良いことでも続けなければ結果につながっていきません。
興味ある人はぜひご一緒にやってみてください。
まず、半球を包み込む感覚で両手の指先を互いにくっつけ、ふっくらとした円天井をつくります。
その状態で、親指から、互いの指がぶつからないようにくるくると回します。
回す方向は時計回りと反時計回り、交互に同じ回数だけ行います。最低でも各指20回、秒数で数えるなら30秒は回してください。
(引用元:StudyHacker|受験の世界で注目! “指回し体操” が脳をフル稼働させる。速読にも効果が。)
さて、靴の問題から3回にわたって、指を使って脳を磨くというところに来ましたが、次回から、姿勢の問題で今の子どもの身体の特徴を私個人の考え方を書いていきたいと思います。