姿勢と身体の使い方

神経障害性疼痛

背中を触るだけで痛みが走る。こんな症状に出会ったのは高校生のバスケット部の女子選手でした。

それほど体中が凝っているわけではないのですが、肩甲骨周りを触るだけで「痛い」って悲鳴を上げます。

おいおい、この子こんな体でバスケットして大丈夫かなあ。そんな心配をよそに、プレイをしだすと痛いと言いながらも、試合の中心選手になっているようでした。ひょっとして?

思い出したのは、痛みではないのですが、すぐに息の切れるサッカー選手の事でした。まじめな選手で、走るときも肩に力を入れ、全身に力を入れて走ります。少し力抜けたら楽になるのでは、この時の選手はビジョントレーニングの中にあった、全身脱力で身体を転がすという方法がてきめん効果が出て、一日で改善。

全身に力入れてバスケットしているかも。彼女には腹式呼吸、楽にしてそのままゆっくりおなか膨らませたりへこませたり (実際は肋骨の下に手を入れてもらい横隔膜の動きを意識してもらいながらやったのですが)実際これで痛みはかなり軽減したようでした。

そして、問題のある子どもはそれだけではありませんでした。先日聞いたのは小学生、私は直接会ってないのでわからないのですが、背中を触ると痛みがあり、いろんなところが痛い。夜もあまり眠れないとの話でした。

トレーナーの勉強会がオンラインであるのでこういう状態ってあるのでしょうか?って聞いたところ出てきたのが、この神経障害性疼痛。体がずっと興奮状態にあると、アドレナリンが出すぎ自分の身体のを攻撃してしまうこともあるそうです。

私たちの脳には、痛みが起きたときに、モルヒネに似た物質を出して痛みを抑える機能が備わっています。ところが、不安や怒り、暴力などの強い精神的ストレスを慢性的に受けると、痛みを抑える脳の機能が低下して、痛みを強く感じるようになってしまうのです。こうした心理的な影響が大きく関与する痛みを「中枢機能障害性疼痛(心理社会的疼痛)」といい、神経障害性疼痛や線維筋痛症も、その範ちゅうにあるとされています。(オムロン健康コラムより抜粋)

特に現代の子ども達は、塾、お稽古事で自分が好きではやっているのですが、それがあまりに積み重なると、自分がやりたいのか、やらされているのかわからなくなってくるのではないかと私は考えています。

今後の社会の中でいる能力は、自分で新しいものを生み出したり、今あるものをどうやって自分のために使っていったりなど自分自身と向き合い、考える能力です。その基礎も子どものうちに癖づけていくと、何か問題が起こっても自分で解決できる能力が身についてくるのではないでしょうか。

与えすぎは、与えないよりも有害かもしれません。考える環境大事にしていかなければなりませんね。

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