子ども達のやる気スイッチ

自主性 主体性を育てる NO,1

先日のズームでの講習会より、自主性、主体性を育てるを実際どうしていくかということを記録していきたいと思います。

「主体性」と「自主性」は、目的意識の高さと、思考の深さという点において異なります。「自主性」の上位互換が「主体性」と覚えておいてください。

「自主性」がある人は、あらかじめ決められたことを率先して実行・実践します。例えば「挨拶をする」や「掃除をする」といった、会社のルールがあるとします。自主性がある人は、これらを上司や同僚に言われずとも率先して実施します。

「あらかじめ決められたこと」という点が重要で、決められたことに対して前提を疑ったり、目的の深堀りをするところまでは思考が及びません。

一方「主体性」がある人は、なぜそれをやらなければいけないのか、目的は何なのかまで考えることができます。先の例でいうと、主体性がある人は「挨拶をするのが我が社のルールです」と言われたときに、「なぜ挨拶をしなければいけないのか」を考えます。

仮に挨拶の目的が「社内のコミュニケーションを円滑にすること」であれば、部署を超えた社員同士が交流する機会を企画したり、社内SNSを導入したりと、他の打ち手を立案するでしょう。

逆に、「主体性」と「自主性」で共通する点としては、「誰に言われなくても行動ができる」ということが挙げられます。 (U-NOTE より抜粋)

夢現のなかで、この自主性、主体性を持った子ども達を育てていきたいと思っています。

それには、何を考えるか、どう考えるかという考え方を教えていくわけですが、これは小学生でも中学生でも高校生でも同じです。

ここで、今夢現でやっていることを少しお伝えしましょう。低学年には集中力をまず教えます。初めてのお使いゲームではないですが、言葉を覚えてもらうことをします。

壁まで走って、壁に頭でタッチ、そのあとおなかでのタッチしてから帰ってくる。など動作を含めていくと子ども達は、大喜びでやりますし、この動きを複雑化または数を増やすということで、集中力、聴く力が養われていきます。

そして、話をした後で、今何をしてほしいって言ったっけ?など自分が言ったことを理解できているかどうか、答えさすこともよくやります。こうすることで、話をしているときに聞いていないと答えられないが起こるので、集中して話を聞くようになってきます。

この辺まで来ると、例えば走る練習をするときには、どうすれば早く走れると思う?と まず、考えさせるようにします。そして出てきた答えは必ず承認。

いい考えだね。それも必要だよね。そこから少し掘った質問をしていくわけですが、言葉で出させるそこから行動を起こす。そんなことを繰り返しながら、「今日は走る練習したいけど、みんなは今どこまでできている?」というように、質問を変えていきます。

そして、これをするためには何が必要?考えてみようか。やってくれてありがとう。そんなこと考えれるんだ。一つずつの行動への承認をすることで子ども達の自信が自主性につながってくるように思います。

今は、それプラス、上級生にはコミュニケーションとして、考える癖をつけていきます。今の課題は正しいと思ったことは口にだしてよいかということです。

ある動作を順番にやっているときに、うまくいかない子どもに対して、「早く行けよ!!」の言葉。正直に思ったことだけどこれってどう思う?ってこんなことを考えさせていきます。

自主性、主体性を育てていく中で、やはり自分のことが認められるということが土台になるということはいうまでもありません。ですから子ども達のどんな行動への言葉がけが大事になり、それの積み重ねが大切になってきます。 

今の夢現の現状では、5年生、6年生の自主性は育っていると思います。そして主体性をそだてるにはというところで、ディズニーランドのキャストを育てるを参考にと思いKindle で読んでみました。これについてはまたNO,2で書いていきたいと思います。

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