―楽しく運動をする―
夢を現実にするって聞いたらなんとなくワクワクしませんか?
そう何かをするときにワクワクする気持ちってとても大切です。
あなたの大好きなことはなんですか?子ども達はゲームをするとき、いくらでも時間があれば、夢中になってしますよね。自分がうまくなる、うまくならない関係なく、失敗しても何度も何度もトライして、それが現実の世界で起こるようにするのが、夢現の運動指導です。
楽しいから何度でもやってみる。楽しいから一生懸命になってしまう。その中でいろんなことが大好きになってきて、好きだからやって、できた時に喜べる。
だから頑張ってみることを覚える。その順番だとみんな伸びるような気になりませんか?
私、そんな体験があります。だからこそ、その楽しさを伝えたい。
小学校4年生までいじめられっ子でした。(嘘だろって、言われますが)4年生の時は神経質で、すぐに頭が痛くなって脳腫瘍と間違えられて、入院したこともありました。
5年生でドッチボールクラブに入りました。ボールを投げるのは得意でとても楽しくて仕方ありませんでした。いじめていた男の子とも対等にボールを投げられると思った瞬間。
私、勝てるって、思えたのです。そこからのドッチボールクラブでの私は、「楽しい」思いでしかありません。気が付いたときには、一人、6年生の男子の中に入れられていました。
そこからは、小学校人生バラ色です。40年ぶりの同窓会で話題になったのは、7組とのリレー対決。2階からの飛び降り競争(ものすごく叱られました)
男の子のような私に心配した母は、中高一貫の女子校に入れたわけですが、楽しい、ワクワクの気持ちは、そこでも発揮。6年間バスケットに明け暮れ、体育大学に進学するところまで行ってしまったわけです。
どうすれば楽しくなる?子どもたちは自分の才能に気が付いていません。
今まで、教えてもらうとき、できてないよ。こうするんだよって、できていないところを教えてもらっていたから。
子どもたちはできていないところを言われると、否定されたと考えることが多いのです。
例えば「〇(まる)」書いてって言われてこんな(まる)書いたら、なんて言いますか?「できてないやん」「ちゃんと書きなさい」
こうやって、足りないところばかりフォーカスされてきた子どもたちは、思うんです。
「また否定された」 だから真剣に聞こうとしません。
「お、だいぶできてきたね」 「なんか面白いこと書いてるね」 って、まず現状をそのまま受容すると、こちらに耳が向きます。
これは一つのコミュニケーションのスキル、ペップトークです。
子どものあるがままを取り入れながら、やってほしいことを伝える会話スキルで子どもたちを応援しています。